大手門
◆小諸城大手門
大手門は、小諸城の城郭配置からすれば、小諸城の表玄関(正門)にあたります。
慶長17年(1612年)、藩主仙石越前守秀久が小諸城を築いた時代の建築で、大工は江戸から招いたと言われ、当時としては瓦葺の門は珍しかったので瓦門と呼ばれたとも伝えられています。
実戦的な城門で、華美な装飾をはぶいた質実剛健な建築は、東日本を代表する大手門建築の一つです。
日本の城門発展の過程を知る重要な建物として、青森県の弘前城とともに大手門の双璧といわれています。

明治維新後は民有となり、料亭として使われ、中二階や間仕切り壁などの造作がなされていました。
その後、小諸義塾の教室として明治29年(1896年)4月、西洋造りの塾舎ができるまで仮塾舎として使われました。
平成20年(2008年)3月に保存修理が完了し、かつての豪壮な大手門として復原されました。
小諸城大手門は、石垣と門が一体化していないことや、一階が敵の侵入を防ぐ強固な造りに対して、二階は居室風となっている事など、多くの特徴を持つ日本の城郭建築の中でも、初期の代表的な城門です。
平成5年12月9日に国の重要文化財に指定されています。
■交通案内
自動車利用:上信越道 小諸ICから3km 5分
鉄道利用:JR長野新幹線 軽井沢駅下車 → しなの鉄道 小諸駅下車徒歩3分
JR長野新幹線 佐久平駅下車 → JR小海線 小諸駅下車徒歩3分
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